2013年12月31日火曜日

暮れのご挨拶


今年もあと数分となりました。

暮れのご挨拶が、2013年の最後のブログとなりました。

なかなか更新しない、
更新しても拙い言葉、、、
こうしたブログでも大きな気持ちで読んでくださっている
画面の向こう側の皆さんにもとても感謝です。

来年は、写真を載せて作品紹介、更新をブログや
ツイッターでしていきます!
これからもどうかよろしくお願いいたします。

今年もたくさんの方々の笑顔に、
あたたかい言葉に支えられた日々でした。

何度「ありがとう」の気持ちを書いても、伝えても、
足りるということはありません。

ありがとうございました。


あと数分で迎える2014年。
背筋をピッと伸ばして、
真っ直ぐに見つめ、創り、進んでいきます。

日々の中で、周りの方々や出逢う方々との時間も
大切にしながら。

また来年、皆さんと笑顔でいろんな時間を過ごせるように。

ありがとうございました。
また、笑顔でお会いしましょう!
よいお年をお過ごしください。



外で鳴り響く花火の音を聞きながら

2013年大晦日の北国より
 

2013年11月29日金曜日

向こう側



きちんと告知ができぬままとなってしまいましたが、
こちらでお礼を伝えさせてください。

参加させていただいた
2013年秋の作品展の、

手織工房じょうた第7回みんなの作品展
(画像をうっかり取り忘れてしまいました、、)


手織工房じょうたスタッフ展


そして、
吉祥寺ものづくり工房展
(輪花凛さんとの秋のコラボ展)

全て無事に終了いたしました。

ご来場いただいた皆さん、

準備段階から会期後まで
作品づくりや展示を気にかけて
あたたかいお声がけをいただいた皆さん、

本当にありがとうございました。

そして、展示に関わってくださった全ての皆さんにも
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。


3つの展示が同時期に開催。

各会場で
いつもお世話になっている方々、
お久しぶりの方々、
そして、はじめましての方々と
展示期間1週間の中で
再会や出逢いの時間を
たくさんいただきました。
そして、
嬉しい言葉のプレゼントも。


作品展の前の製作期間中、
制作について、
自分の創りだすものについて、
いろいろと考えるところがありました。

考えすぎてよくわからなくなって(笑)
それでも、辿り着いたシンプルな答え。

この気持ちさえブレなければ、
きっと大丈夫だと思い直すことができました。

自分自身がワクワクして創って、
その作品を通した向こう側に、
笑顔や楽しい気持ちが生まれたらいいな、、
と、ささやかな願いを胸にしながら。

これからも引き続き、精進します!

本当にありがとうございました。

すでに、街並みは
キラキラ輝く年末ムードですね。

もうすぐ12月。

忙しい中にも、キラキラと輝く笑顔の時間を
皆さんと過ごすことができますように。。。



2013年8月29日木曜日

ご意見番からの写真





ご意見番から本日届いた、一枚の写真。
(ご意見番とは、母のことです)

まだ暑くて巻けないマフラーを
タペストリーにして玄関に飾ってくれたそうです。


この夏も、短い日程になってしまいましたが、
実家へ帰省してきました。

その時に、夏のマフラーを渡すことができました。

左の少し幅広は、ご意見番こと、母用。
そして、右側のブルー系のものは父用に。

ふたりとも、最初の第一声は、
「わぁ!ありがとう!」

家族でも、作品を渡すときはドキドキしてしまいます。
こちらがホッと、少し安心したのも束の間、

ご意見番の口からは、すかさず
「でも、幅が広いなぁ、、、」
「もっと、細幅のがいいな」
「何だか、ちょっと地味じゃない???」
「これは、わざと?大丈夫なの??」
と、さっそくご意見の数々をいただきました。

働く工房のパンフレットも一緒に渡したのですが、
そのパンフレットの中に掲載されている
作品ページを見たご意見番は、
「こういうの織ったら売れるわよ!」
と最後にアドバイスもいただきました(笑)

一方、父は
「どう巻いたらいいかな~?」と
鏡を見ながら巻き方の研究をしていました。


ご意見番のおめがねに叶うものを
織れるようになるには
まだまだ時間がかかりそうです(笑)
(いや、果たして織れるようになるのでしょうか!?笑)



2013年8月24日土曜日

らくがき


夏休みっぽく!?
先日、久しぶりに鎌倉へ。

鎌倉にある、素敵なオーナーさんが営むお店への
新しい移転先への訪問が目的でした。

移転先へ伺うのは、今回がはじめて。
そして、そちらで刺繍をしてきました。




久しぶりにする刺繍。

4種類のステッチを教えていただき、
あとはひたすら自由に。

刺繍に使う素材は、ラフィア。

天然素材のラフィアは、
太さや硬さもまばら。

染めてあるものは、ところどころ
濃い部分と薄い部分など
色がまだらに染まった部分がまた
おもしろいのです。


下書きをなぞったり、
図面を見ながらではなく、
らくがきをするように
夢中になって、チクチクと。

帰りの電車で座ることができたので、
コソコソとバッグから布を出して
続きをしながら帰り道を過ごしました。

ラフィアを少し持ち帰ってきたので、
しばらくは、このラフィアでの刺繍を
のんびり楽しみたいなと思います。



今回の訪問でとても嬉しかったこと、
ワークショップで皆さんと一緒に
刺繍を刺す、とても穏やかな時間を過ごせたこと。

そして、何より
思いがけずオーナーさんと
いろんなお話ができたこと。

ブログなど拝見するたびに、
作家さんや作品、商品について
ブログで語られる文章から
その作家さんや作品と真摯に向き合って
伝えたい、繋げたい というまっすぐな想いが
ブログという少し無機質にも感じるものにも
言葉からあたたかい温度を感じていました。

お互いのことや仕事のことなど、
聞いたり話したりしたことで、
少しでもその方のことを知ることができて
とても嬉しい気持ちになりました。

思いがけず、年齢も近いことがわかり
がんばらなくちゃ!と
勇気と元気をいただきました。

またの再会を楽しみにして。



2013年8月19日月曜日

8月鬼子母神手創り市、ありがとうございました!


 真夏の8月。

 先月に引き続き、鬼子母神手創り市へ出展させていただきました。

 足を運んでくださった皆さん、
 さまざまな形でご協力&応援してくださった皆さん、
 そして気に入って、連れて帰ってくださった皆さん
 本当にありがとうございました。

 先月の初出展は、さをり織り、そして工房の先輩である
 「MOTOMO」さんとご一緒と、心強い出展。
 
 そして、今月の2回目はドキドキ!?ワクワクのひとり出展。
 ワクワクよりも、ドキドキのほうが正直強い気持ちでした。
 
 足を止めて見てもらえるのか、
 はたまたちゃんとディスプレイを整えられるか、、などなど
 いろいろ考えましたが、『エイッ!』と、
 いざ出陣!という気持ちでした。
 (決して、投げやりの「エイッ!」ではないですよ笑)
 

 心配だったディスプレイは、「MOTOMO」先輩が
 大事な什器を快く貸し出してくれ、出展を整えることができました。

 出展のお知らせを、ツイッターや工房のメールなどで
 ご協力くださった皆さんのお陰で、
 工房へ織りに行く前など、時間を見つけて立ち寄ってくださったり、
 お久しぶりの元メンバーさんにもお会いできたりしました。

 遊びに来てくださるだけでもありがたいのに、
 「真夏の出展、そして一人出展だから」と
 差し入れなどのお心遣いもいただきました。

 手創り市にご来場の、はじめましての方々も足を止めて見てくださり、
 「やっぱり気になって戻ってきました!」ともう一度見に戻って来てくださる方も。

 そうした心遣いや気持ちに支えられ、無事に終えることができました。

 ひとりでの出展ではありましたが、
 周りの方々が居てくれてこそ、
 足を止めて見てくださる方が居てこそ のことです。
 本当にありがたいことです。

 自分が受け取った、このあったかい気持ちを
 日々の工房で、一緒に過ごせる時間の中でお返ししていくとともに、
 自分自身がワクワクしながら作って、その作品たちを見てもらうことで
 少しでも気持ちを、姿勢を伝えていきたいと思います。

 今後、個人的な出展はしばらくお休みとなりそうです。

 今秋に予定している工房関係の出展に向けて
 制作をひとつひとつしてゆきたいなと思っています。

 嬉しいオーダーにも、ウールが入ってくる9月からいよいよ取り掛かります。
 久しぶりのウール、楽しみでなりません。

 秋は、展示が目白押しです。
 お知らせもきちんとしていきたいと思いますので、
 楽しみにしていてくださいね。

 相変わらず、拙い文章のブログですが、
 読んでくださった皆さんも、今日もありがとうございました!
 
 
 ※PCの調子がとても悪く、画像を載せようとするとフリーズしたりと
 やはりご機嫌ナナメな状態が続き、文のみで失礼します。

 

2013年8月3日土曜日

「色を織る展 」はじまりました


8月を迎えました。

お知らせが遅くなってしまいましたが、
わたしの働く工房が参加している
展示のご案内です。

今年で3回目を迎えた、
麻布十番ギャラリーでの
「色を織る展」が会期中です。

川崎にある福祉作業所の
セルプきたかせのアトリエjet'sの皆さんと
わたしの働く手織工房じょうたの
コラボレーション展示です。

展示させていただくギャラリーは今年も一緒ですが、
ギャラリーの展示スペースが改装となり
今までと少し空間が変わりました。

それに伴い、アトリエjet'sの皆さんの絵画作品も
今回の展示点数も多く、見ごたえがあります。

そしてそして、
工房の展示は
昨年とはまた違う展示方法。

今年の展示方法は、
サカヨリ先輩と一緒に進めさせていただきました。

想定していたイメージは、
実際にやってみて分かることがあり、
変更に変更を重ねて
今回の展示となりました。

とっても勉強になったことは間違いありません。
 

展示物のほか、
この暑い夏にぴったりの
リネンマフラーを展示販売しています。



メンバーさんやスタッフが織った
さまざまなマフラー。

ぜひ、手に取って
リネン独特の質感と
手織の風合いを感じていただけたらと思います。


「色を織る展」

2013年7月31日(水)~8月5日(月)
AM11:00~PM7:00
【最終日の5日(月)は、PM5時まで】

麻布十番ギャラリー

東京都港区麻布十番1-7-2 エスポアール麻布102

都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩1分
東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口より徒歩5分



2日に在廊させていただいたのですが、
お友達を連れて遊びに来てくださったメンバーさんが
展示やさをり織りについてお友達にお話しされていました。

大きな布の展示の前で
ご自身が織った布のことや
皆さんの布のお話をしていたときに、
「この布を繋いだ人」
と、ご紹介してくれました。

「繋ぐ」
という言葉に
なんだか嬉しい気持ちになりました。

きっと、さらっと言葉を使ってくださったのですが、
なんだか感慨深い気持ちになったのです。

会期はあと2日となりました。

お時間ありましたら、ぜひ
足を運んで皆さんの力作を見ていただけたら嬉しいです。



 


2013年7月17日水曜日

つづけたいこと つづく想い




遅くなってしまいましたが、
7月15日(祝・月)
鬼子母神手創り市に初めて出店させていただきました。

暑い中お越しくださった皆さん、
出店の応援の言葉をかけてくださった皆さん、
出店告知をしてくださった工房の主宰、
そして、一緒に出店したMOTOMOさん。

たくさんの方々に感謝の気持ちをお伝えしたいです。

出店準備から当日まで、
やはりたくさんの方々の支えで
今回も無事に終えることができました。
ありがとうございました。


鬼子母神手創り市の存在は、
一緒に働く工房の先輩が出店していたことが
きっかけで、その存在を知りました。

去年の3月に一度、見に行ったきりで
「いつか、出店してみたい!」と
思いをはせていました。

そして、工房のお休みと重なった7月にはじめての出店。

手創り市の存在を知るきっかけをくれた
先輩のMOTOMOさんと一緒に。

初めての出店を一緒にできたことも心強かったこと、
同じさをり織りでも織るもの、作る小物もそれぞれ違うので
見てくださる方々のいろんな反応が
たくさん見られて、とても勉強になりました。
とても充実した一日となりました。

 
自分自身の中では、
嬉しい気持ちも、悔しい気持ちも
いろんな思いがめぐって
たくさん考えるキッカケも与えられた
印象深い一日でもありました。

それでも、
こういった出店や展示の機会を
つづけたい、
つづけていくと
想いを強くしました。

作品をたくさんの方に見てもらうこと、
その作品を通してつながれることは
かけがえのない時間であり、嬉しい時間です。

今回は、MOTOMOさんの作品を通じても
いろんな方々とお話させてもらえました。

素敵な作品をどんどん作り続けている方と
こうして一緒にできること、
それを近くで見られて、
その作品について、
作り手さんについて
自分も一緒になってお話させてもらえることは
本当に嬉しいことでもあります。

自分ひとりの出店では、
出会うことができなかった方々も
たくさんいました。

とても素敵な時間を過ごすことができました。


自分の作品について、
見てくださる方とのお話のやりとりについて、
まだまだ未熟であったり、
至らない自分を強く実感していますが
まだまだはじめたばかり。

ひとつずつ、ひとつずつ
進んでゆきたいです。

また出店のお知らせやご報告ができるように

あらためまして、
はじめての手創り市デビュー、
たくさんの皆さんに、時間に
ありがとうございました。


2013年6月24日月曜日

タシカナキモチ


ちいさなちいさなつぼみ


一度、弱ってしまったつぼみが
また元気を取り戻して
今度は少しずつ花びらを開かせてきました。

難しいと感じてしまうコト
辛いと感じてしまうコト
その「コト」が気持ちを占領してしまって
自分の大切な気持ちがしぼんでしまう

大切なヒトやコトがちゃんとあるのに
落ち込んでしまった気持ち、
それはきっと一瞬に過ぎないのに
今まで大切にしていた気持ちを
かき消してしまいそうになる

でも、そんな簡単にあきらめてしまうような
簡単な想いではないんだ、本当は。

確かな気持ちはちゃんと、自分の中にある。

大切なヒトへの想い
自分の進みたい道

ずっと心にあたためている想いは
簡単になくなるものじゃない。
なくしたくない。

相手であったり、
出来事であったり、
自分の通じ合いたい向こう側の相手に
うまく伝えられなかったり
伝わらなかったりしても
自分があきらめてしまったら
そこで途絶えてしまう。

少しの希望をなくさずに、
その相手に対して正直に
まっすぐに向き合う気持ちは
ちゃんと持ち続けていきたい。

そうして向き合っていった先に、
大切なヒトと笑顔の時間をたくさん過ごせるように。


周りの、身近な大切なヒト、コトに
思いやりをもって、
大切な気持ちを伝えて。

そして、これからきっと待つ
また新たな、ワクワクするような
出来事を楽しみにしながら
前を向いていかなくっちゃ。


2013年5月28日火曜日

両手いっぱいに 花束を



降り注ぐ日差しのように

やわらかい

あたたかい

笑顔

そして、

笑い声


その姿に
何度も笑顔や元気をもらいました

背中を優しくさすってくれた
そのあたたかな手に
支えられました



去りゆく場面に遭遇するとき

わたしはその人に対して
ひとつでも何かできたことはあったのかな

与えられてばかりではなかったかな

と考えてしまう。

その答えを
自分で見つけることは難しい。


だから願う、

新しく決めた道の先にも
その方を明るく、あたたかな光が
照らし続けてくれますように、
輝いていますように、と。


行ってらっしゃい

わたしもがんばります



たくさんの感謝の気持ちを込めて



2013年5月15日水曜日

つながり つながる



織り上げた布を見つめる姿に、

織り上げたばかりの布を
さっそく巻いて帰り道を歩く姿に、

わたしの方こそ、胸がいっぱいになってしまいました。


それは月曜日の日のこと。

はじめて、
お友達が、お友達と一緒に
工房へ織りに来てくれました。

織り上がったマフラーを
はしゃぎながらどう巻こうか悩んだり、

ひと織りひと織り、どんな気持ちだったのか
年表ならぬ日表を話してくれたり、

そんな二人の姿に
二人の織り上がった瞬間に立ち会えたこと、
一緒に喜べたことの嬉しさと同時に、
「はじめて」のときの気持ちや
「つくる」ことに対して大切な気持ちを
いろいろ気づかされたり、
思い起こさせてくれました。

わたしの方こそ、ありがとう。

忙しい中、織りにきてくれて
たくさんの嬉しい気持ちをいただきました。


日々のことやいろいろなことで上書きをして、
大切なことや気持ちが
ついついどこかへ
追いやってしまいそうになったり、
忘れそうになる。

それでも、
気づかせてくれたり、
思い起こさせてくれたりするのは、
何気ない時間の中にこそ
たくさん隠れている、と思う。

わたしはどれだけ
気づけているのかな、
感じられているのだろう、、

ひとつひとつ、
こぼさないようにできたらいいな

自分の受け皿を
おおきくしていけるように
がんばります。


2013年5月12日日曜日

一歩


あっっという間に5月、、

4月まるっと一ヶ月、日記更新が空いてしまいました、、、

気にして、日記をのぞいてくださっている方が
もしいらっしゃいましたら、ごめんなさい。
そして、ご覧いただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。



日が変わったので、きょうは母の日ですね。

母の日に渡したいマフラーを
やっと今日織り始められました、、、

なんというムスメでしょう、、、
ごめんなさい、お母さん。

今月下旬の父の誕生日には
間に合うように、
母の日と父の誕生日のプレゼントを
一緒に贈ります。
がんばらなきゃ!!



先日、織りを始めたのがいつからか
話す機会がありました。

織りをはじめてから、
そして、工房で働かせていただくようになり、
来月6月の訪れとともに
丸2年を迎えるのだなぁ、、、
と実感しました。

スタッフ応募のために2年前の4月に、
ドキドキしながら体験織りをしたマフラー。

このマフラーを見てくださった方から
「北の国の色」
と言われました。

それから、自分の中で
「北の国マフラー」と
呼んでいます。

応募のための体験織りに行った日のことは、
あまりの緊張に正直記憶がありません(笑)

それでも、
織っているその時間は、ただただ楽しくて、
夢中になっていたことだけは
しっかりと覚えています。

このマフラーも
わたしにとって大切な一枚です。

このときの
いろいろな気持ちも
ずっと心に大切にしてゆきたいです。



来月、
ずっとやりたかったことができそうです。


決定しましたら、またご報告させてください。
報告できるといいな

そのためにも、
動きも頭もクリアにして
頑張ります。


それでは、
今日も一日
朗らかに過ごせますように!

ステキな日曜日を!!


2013年3月19日火曜日

贈り物


昨日の嵐の日も、
今日の太陽と青い空が見えるお天気の日も、
お天気のことは気になるけれど
お天気に左右されないくらい
幸せな時間を過ごせるとき。

それは、
誰かを想いながら

選んだり

織ったり

作ったり

たとえばそれが
ひとりでしていても
その相手を感じているこの瞬間は
ひとりぼっちではない、
とっても幸せな時間。


その時間は、かけがえのないとき。

あのヒトに、

あのコに、

似合うかな

喜んでくれるかな

できれば、ビックリさせたいな

ワクワクドキドキしながら
時間を過ごす。


妥協したくないの、
いま、自分ができる最高のモノを渡したいの!

たまたま久しぶりに読んだマンガで出逢った、
主人公が言った一言は
とてもうなづけるものでした。


贈り物は、
相手にプレゼントしますが、
この幸せな時間を
逆にわたしはプレゼントされていると
気づいたのでした。


いま、とてもうれしいオーダーをいただき、
布を織り上げて、次はカタチに。

携帯が故障中につき、
代替の携帯のためカメラがうまく使えません。

そのため、今回も写真を載せられずです。

この時間を通して、
自分のやりたいことを
改めて気づかされた部分もあります。

いろいろ整えていきたいです。

気持ち

時間

場所

必要なモノ

いろんなことをひとつずつ。


2013年2月27日水曜日

あふれる こみあげる


ブログが月1のみの更新になってしまっています、、

それでも見にきてくださっている方がいることを管理画面などで知り、
ありがたい気持ち、申し訳ない気持ちが入り交じます。

見にきてくれる方がひとりでもいるならば、
少しずつでも続けていこう!と、
やはり心に決めたこの頃です。

すぐに毎日更新!とはきっとなかなかいかずに、
マイペース更新、そして拙い文かと思いますが
ふらりと、見てくださると嬉しいです。


ブログを更新するときに、
密かに目標にしていることがあります。

それは、作品の写真もアップすること。

織っているもの、カタチにするもの、
途中でも、完成したものでも
少しでも見ていただきたいなと思っています。
それが、最近はどうも織れない日が続いていました。
織りたいけれど、織ることができない、、、

いろんな気持ちがあふれたり、こみあげたり、、、
自分自身どうしたらいいのかわからず
どうしようもない気持ちや気分になることが続いています。

そんな気分で織ってしまったら、
作品に反映されることは簡単に想像できてしまう。
自分の織る・作る作品は、
喜びや楽しさ、
ワクワクドキドキする気持ち、
楽しいものでありたいと思っています。
それがハッピーなものではなくなってしまう、
作品を見た人へも複雑な気分が伝わってしまうのではないかと、
まっすぐな気持ちで織機に向かえない
自分自身にも戸惑いを感じました。

そんなとき、楽しみにしていた
スペインの刺繍作家さんの展示を見に行きました。

THE LITTLE PEOPLE

まあるい刺繍枠の中に佇む
LITTLE PEOPLEたち。

その姿かたちは、とてもシンプル。
お顔は、目と口のみ。

無表情、無機質なように見えそうですが、
でも、そこにはしっかりと
楽しそうにしている姿、
悲しそうな表情、
刺繍枠ごとにたくさんの表情が見られました。

思わず、
「LITTLE PEOPLEがいろんな表情をしているのは、
刺繍しているときの、ご自身の気持ちや状態が
自然と反映されているのでしょうか?
楽しそうな表情だったり、どことなく悲しそうだったり、
いろんな表情をそれぞれしているように感じました」
とギャラリースタッフの方に聞いてみる。

そうすると、
スタッフの方が作家さんに通訳して聞いてくださった。

「そうなの!気づいてくれて嬉しい!」
と、作家さんが笑顔で答えてくれました。

悲しそうな、寂しそうな表情の作品も
見た私が感じた気持ちは、
気持ちが沈んでしまうよりも、
人間らしさというか、
体温のようなあたたかみが伝わってきて
LITTLE PEOPLEたちが
とても愛らしく感じられました。

織り布はまた別なのかもしれないですが、
自分の気持ちが反映されることは
悪いことではないと
気づかされた出来事でした。

「いろんな気持ちのときに織った布、作品で
どんなものが生まれるのか、見てみたいよ」
そんな風に言ってくれる方もいることは
本当に勇気づけられます。

いつだって、織るときは
自分の気持ちに耳をすまして
織っていました。
それは、織機に向かい
織っている自分の気持ちとの会話。

いま自分の中で巻き起こっている、
この気持ちで織ることは
いつだってできることではないのですよね。
織ること以上に考えてしまう、いろいろな想い、
その気持ちを無視することなく、そっと寄り添いつつ
それでも織機に向かったり、作っていくことは
今の自分にしかきっとできないこと、
きっときっと、良い経験になってくれるはず。

あふれる、こみあげる気持ちは
ガマンや無視をする方が簡単なときもあります。
わたしは、長い間ガマンや無視することに
慣れすぎてしまったのかな、、

勇気を出して、
あふれる感情や気持ちを認めると
こんなにも苦しいものだったのか、と
気づけたことは大きなことかもしれません。

織るときだけに限らず、
いろんなことに対して
自分の気持ちに正直に、
きちんと耳を傾けて、
ほがらかでいられるように
ひとつずつ、ひとつずつ進みます。

なんだかツラツラと
とりとめのない文章になってしまいました、、、

最後までお付き合いいただいた方、
ありがとうございます。

立ち止まっていてはいられません。
自分のハンドルをきちんと握れているか
ときどきでも安全確認しながら、走っていきます!
(どうも、自分の状態に耳を傾けずに走ってしまう悪い癖もあります、、、笑)

次回は、作品もアップできるようがんばります☆

2013年1月26日土曜日

よるを越えて


2013年
今年はじめてのブログアップです。

年明けから、とてもマイペースなスタートとなりました(笑)
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

仕事初めから、お会いする皆さんと
「今年もよろしくお願いします」
とご挨拶させていただきました。

そう挨拶をしたい方々が、
私の周りにはこんなにもいるのだな~と、
改めて実感し、嬉しい気持ちで年明けがスタートしました。


そんな年明け、
工房で織り上げたのは、黒いタテ糸のマフラー。

黒で織ってみよう!

そう思ったキッカケをくれたのは、
黒めのものを身に付けていることが珍しいとのお声から。

『わたしの黒はどんな黒だろう?』

わたしの思う
カッコイイ黒やかわいいクロ

そして、黒のイメージを膨らませる

黒=よる、夜空


いろんな黒を探して織り込みました。

でも、黒で織っていたからか、
すこーし気持ちが重い気分にもなったり(笑)

色の影響なのか、
気持ちが引っ張られるような気分

色のチカラを感じました。

まさに、織り上げたときは
夜が明けたような気持ちのようでもありました。


やりたいこと、
仕事、そして自分自身の課題などなど
いろいろなことが目の前にあります。

自分のハンドルをしっかり握って進まなくちゃ!


外はキーンとした空気ですが、
今夜も月がきれいでした。
明日は満月だそうです。

冬の夜の散歩は、
空気がキーンとしてるけれど
とっても澄んでいて
心をスーッと落ち着かせてくれます。

今日は断念してしまった夜散歩
明日してみよう!


よーし、明日もまた、頑張ろうっと!

更新が滞りがちなブログでも
本日もご覧いただきありがとうございます。


みなさま、素敵な週末をお過ごしください!